2019年06月13日

食欲や空腹感をコントロールするNPY

食欲や空腹感をコントロールするNPY
食欲


脳の中央に位置している視床下部や扁桃体には、神経ペプチドYと呼ばれるNPYが食欲や空腹感をコントロールするのだそうで、ストレスに関係すると専門家が考えているようですが、マウスを使って実験で、ストレスをかけられた状態と層でない状態の二つのグループで高脂肪の食事を与えてみると、ストレスを感じているマウスの方が体重が増加する傾向にあったのだそうです。

食べている食事の種類と量が同じならば、ストレスを感じている方が体重が増えているのは、インスリンレベルが高いことが関係していることも分かってきたそうで、まだ今後の研究が待たれるようですが、食べるものがない時にストレスを感じることが、体重を少しでも増やそうと作用する、ストレスに対して生き残るために体重が増加しているかもしれまいとする説もあるようです。

このマウスを使った実験は、人間にも同じNPYシステムを持っている考えられるために、人間でもストレスを抱えている状態ならば、太りやすくなる可能性も考えられるようですが、だとすれば、できるだけストレスを感じないようにすれば、多少は太りづらくなることもあるかもしれません。

太ると言えば、お相撲さんが少しでも体重を増やすためにいっぱい食べて昼寝をする光景がよく紹介されていますが、勝負の世界で毎日緊張感の中でお相撲さんが生活していることは、多少なりともストレスを感じているかもしれませんし、そのことが体重へ作用していることもあるかもしれません。



Posted by sumj3l at 06:40