2014年03月21日

新種のティラノサウルスの仲間に属する恐竜アラスカ北部で発見された

新種のティラノサウルスの仲間に属する恐竜アラスカ北部で発見された

新種のティラノサウルス

2006年にアラスカ北部で発見された恐竜の化石が、あの有名なティラノサウルスの仲間に属する新種の恐竜であることがわかったとアメリカの科学雑誌に発表されていました。

そしてこの新種の恐竜はナヌクサウルス・ホグルンディと名付けられ、先住民の言葉でホッキョクグマトカゲの意味があるのだそうで、約7000万年程前に生息していたと考えられています。

ティラノザウルスの仲間ということですが、体調が約12メートル程にもなる大型のティラノザウルスと比べると、ナヌクサウルスの体長は約7メートル程で大分小さくなります。

その理由は寒いアラスカの気候が影響していると考えられているようで、寒い地域のため餌が少なかったことから、小型だったのではないかと推測されています。

地球に巨大隕石が衝突して恐竜の時代が終わったことはかなり有名な話ですが、餌の少ない環境に慣れているナヌクサウルスの方がティラノザウルスよりも長く生き抜いていたということも考えられるような気がします。



Posted by sumj3l at 16:02